社員研修と並んで継続的に行いたいOJT
新入社員研修やビジネススキル研修など、様々な社員研修を行っている企業は多いでしょう。
社員を育て、より企業の実績を上げることが、社員研修の大きな目的です。
近年では社員の育て方にOJTという方法に注目が集まっており、導入している企業は珍しくありません。
OJTはオン・ザ・ジョブ・トレーニングの略で、昔から職人が弟子に対して感覚的に学ばせる経験学習型の教育と同様です。
OJTは、showとtell、do、そしてcheckの4つの手順と、意図的と計画的、継続的の3つの原則が基本となっています。
showで仕事の全体像を見せますが、説明だけでなく実践してみせるのがポイントです。
次のtellでは仕事内容を具体的に説明し、doで仕事をやらせます。
それでできなければ手取り足取り教え、評価するのがcheckの手順です。
これらの手順を3つの原則に従って進めていくことで、効果的なOJTとなるでしょう。
社員研修では教えきれない実践的なことが伝わり、効率化が図れたり、先輩と後輩の間で信頼関係が芽生えたりするのが最大の利点と言えます。